メッセージ


あなたの人生は、あなた自身が作り上げていくもの。

でも、迷ったり、不安になったり、悲しくなったり、立ち止まる事もあるでしょう。

そんな時は、ひとり抱え込むのではなく、ほんの少し、勇気を出して、一歩踏み出してみましょう。

そんなあなたの素晴らしい未来へと進む道への、後押しが、出来ればと思います。


スピリチュアル & 住環境カウンセラー

 フライングスター風水

榊 瑠璃(Ruri Sakaki)








2016年10月14日金曜日

人の上に立ち人を育てる事の基本

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人を育てる時の基本は、その相手の立場になって物事が考えられるか?なのです。


私も、長いこと、初心者対象でパソコンの指導を15年間続けて来て、分かった事があります。


当時は、バブルが弾けて、大手から、中小企業まで、多くの人が、リストラにあい、会社を追われた

人達が、駆け込むようにして、職業訓練校へと足を運んでいた時代です。

中高年になって、初めて職を失う人が多く、我先にと、新しいパソコンの操作を覚えようと必死に

なっていた時代だったと思います。

今でこそ、パソコンは、一般的になって来ていますが、当時は、自宅にパソコンを持っている人も

少なく、しかし、会社では、パソコンがどんどん導入されてきて、必死で覚えていくしか、再就職の

道は無いと考えていた人達が多かったのでしょう。


今でも、ネットビジネスを始め、どんな仕事でも、パソコンは、使いこなせればベストでしょう。

当時は、殺伐とした、危機感を持っていた人がほとんどでしたから、職業訓練校は、いつも35人

程度の人が、ひしめき合っていました。


そんな中、指導を続けていた私ですが、ある時、私は、もうひとりの先生と生徒さんを、交互に見る

日程で、3ヶ月コースをしていた時の事です。


ある日、私がお休みの時に、電話が入りました。

もうひとりの、先生が担当していた日、教室で、生徒さん同士が喧嘩を始めたという電話でした。

びっくりして話を聞くと、少し出来の悪い生徒さんに対して、他の生徒さんが、文句を言いだして

挙句には、殴り合いの喧嘩になったというのです。


人より、早く覚えたいと考えていた人達が多くいたため、授業のペースが、出来の悪い人が、

いることにより、遅くなると考えた人たちの行為でした。


同じ人を生徒として指導していた私は、考えられませんでした。

なぜならば、私の時は、朝から、笑顔が絶えずあり、元気に私に【は~い!】と返事を返してくれる

人が多かったからです。(苦笑)


もちろん、もっと早く進みたい人の声も聞こえて来ます。

そんな時私は、ここにいる人達は、同じペースで進めます!とちゃんとこちらが断言するからで、

それに、不満が出ることは、ありませんでした。


要は、教える立場の人が、態度を崩さず、強気で物事を進めるのですが、それだけではなくて、

あめとムチの使い分けを上手にしていかなければ、誰もついて来ないのです。

そして、生徒さんとの、信頼関係ができていかなければ、3ヶ月も続けて行くことは難しいのです。


もちろん、進みが特に早い人には、課題をいくつも与えて、こなして頂き、復習をさせて行きます。

すると、もっと上手に成りたい、早く処理ができるようになりたいと、意欲的に、課題をこなして

行く方向へと持って行くことが出来るのです。

どんどん出来る人は、今度は、となりのできない人を教えてあげてくださいねと、お願いをします。

この時は、教えることで、自分がわからない問題点を、相手から教わることが出来るからです。


そして、もちろん、私は、出来る人、できない人に関わらず、同じように態度を変えずに接して

行く事を心がけます。

できない人には、もちろんフォローを入れながら、してきますが、できない人をおいて行く事は

決してしません。ゆっくりでもついてこられるように、居残りをさせてでも指導します。

(子供たちには、夕食を待たされることも、しばしばありました。(苦笑))


人を育てることは、容易ではありません。

会社での上下関係でも見えるのですが、上司が部下に指導する仕方が、悪いと、部下は反発

だけするようになります。

また、人間関係でも、自分の意思ばかりを押し付けている人には、誰もついて行こうとしません。

また、信頼関係を築けない人は、どこか自分の中に、傲慢な態度が現れる事があります。

私は、そんな人を、簡単に見定めてしまう事が出来てしまうので、人の接し方を変えながら上手に

付き合うことができるのだと思います。



人を育てることは、自分を育てる事に、ほかなりません。

人を手厚く見守れば、自分にちゃんと返ってくるからです。

ただし、自分の態度は、変えないこと、私の場合は、生徒さんからの信頼をまず勝ち取る事に

成功した例だと思います。

もうひとりの先生は、教えることだけに、専念していたため、人と人との接し方を、少し間違えた

結果だったように思います。


人を育てる、人の上に立つ、そんな人は、まず、人と人との接し方を見直す事が大事だと思います

傲慢になっていないか、人の意見に耳を傾けているか?(下の者の意見も聞いているか?)

自分軸をしっかり持って、相手に伝えているか?


そんなところから、自分を見つめる事が、良い人を育てる事ができるし、上に立っていく人だと

思います。

そこから、良い人達が、育って行くのです。




※ 今日は、長文になりました。

   お読み頂き、ありがとうございました。



















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